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  ニュース     2021/06/13 20:57

マレーシア:4月の鉱工業生産、コロナの反動で5割増 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が11日発表した2021年3月の鉱工業生産指数(IPI)は、前年同月比で50.1%上昇した。プラスは5カ月連続。前年同月に新型コロナウイルス対策の活動制限で落ち込んだ反動があり、各業種とも大幅に伸びた。4月は例年、他の月よりも生産規模が小さく、前月比では4.5%の低下だった。
 製造業(前年同月比68.0%上昇)は10カ月連続のプラスで、7分野すべてが上昇。うち前年同月に工場操業がストップした自動車を含む輸送機器(275.2%増)など4分野で3桁のプラスだった。輸出好調が続く電気・電子製品(70.1%上昇)も伸びが大きかった。
 鉱業(14.3%上昇)は14カ月ぶりのプラス。電力(22.9%上昇)は前月に続く2桁の上昇となった。
■製造業売上高72.5%増
 統計局が同日発表した21年4月の製造業売上高は、前年同月比72.5%増の1306億リンギ(約3兆4700億円)だった。増加は11カ月連続。7分野すべてがプラスとなり、輸送機器(332.4%増)など4分野が3桁増だった。
 製造業の従業員数は3.0%増の223万5004人。支払われた労賃は8.2%増の73億8560万リンギ(1人当たり3304リンギ)だった。


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