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  ニュース     2022/09/05 21:54

マレーシア:上半期の投資認可額、8%減の1233億リンギ 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア投資開発庁(MIDA)が2日発表した2022年上半期の投資認可額は、前年同期比8.5%減の1233億2150万リンギ(約3兆8600億円)だった。外国直接投資(FDI)が0.9%増えたものの、国内直接投資(DDI)が25.4%減と低調。認可件数は26.0%減の1714件で、雇用創出は12.0%増の5万7771人が見込まれる。
 FDIは国別で中国の486億リンギが最多。これにドイツ(90億リンギ)、シンガポール(60億リンギ)、ブルネイ(51億リンギ)、オランダ(41億リンギ)が続いた。
 FDIとDDIを合わせた産業別の投資認可額は、サービス業が5割増える一方、製造業が4割減少。製造業は前年同期に大型事業が認可された反動があり、FDI、DDIとも落ち込んだ。
 製造業の業種別認可額は電気・電子が194億リンギで最大。大型事業では、◆オーストリアのセンサー・照明大手amsオスラムによる工場の拡張=ケダ州◆プリント基板(PCB)メーカーの米TTMテクノロジーズによるPCB・PCBアセンブリー(PCBA)生産=投資額5億5000万リンギ、ペナン州◆ブルネイ資本のペトロベンチャー・エナジーによる、ガソリンなど石油製品の生産事業=サバ州――があった。


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