ニュース 2021/02/03 20:58
マレーシア:プロトンの1月販売、3割減の5964台
自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国産車メーカーであるプロトンは2日、2021年1月の販売台数が前年同月比29.9%減の5964台だったと発表した。市場シェアは18.5%で、前年同月から1.0ポイント低下。新型コロナウイルス対策である活動制限令(MCO)の再発令などが影響した。受注減よりも、生産が追い付かないことが販売減の主因としている。
車種別では、Cセグメントスポーツ多目的車(SUV)「X70」が892台、20年10月末に発売したBセグメントSUV「X50」が1082台、Cセグメント多目的車(MPV)「イグゾラ」が153台で、それぞれの部門で国内市場トップだった。Aセグメントセダン「サガ」は2583台とモデル別最多で、この部門では2位だった。
プロトンは国内市場について、政府が乗用車の販売サービス税(SST)減免措置を21年6月末まで半年延長したことで、21年も20年後半の勢いが続くと期待されたと説明。ただMCOが再び発令したことで冷え込んだとしている。1月の国内新車販売は約3万2000台にとどまり、多くのメーカーで落ち込んだとみている。
自社の現状については、MCOを受けてショールームの来訪客が減ったものの、オンラインでの受注が増えていると説明。一方、新型コロナの影響でこのところ部品供給が滞っており、納車が遅れているとしている。
プロトンは、新型コロナ禍でさらなる困難が21年に待ち受けているとみるが、ニューノーマルに適応し、運営改善に努めると指摘。新モデルの投入スケジュールは変えないとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
車種別では、Cセグメントスポーツ多目的車(SUV)「X70」が892台、20年10月末に発売したBセグメントSUV「X50」が1082台、Cセグメント多目的車(MPV)「イグゾラ」が153台で、それぞれの部門で国内市場トップだった。Aセグメントセダン「サガ」は2583台とモデル別最多で、この部門では2位だった。
プロトンは国内市場について、政府が乗用車の販売サービス税(SST)減免措置を21年6月末まで半年延長したことで、21年も20年後半の勢いが続くと期待されたと説明。ただMCOが再び発令したことで冷え込んだとしている。1月の国内新車販売は約3万2000台にとどまり、多くのメーカーで落ち込んだとみている。
自社の現状については、MCOを受けてショールームの来訪客が減ったものの、オンラインでの受注が増えていると説明。一方、新型コロナの影響でこのところ部品供給が滞っており、納車が遅れているとしている。
プロトンは、新型コロナ禍でさらなる困難が21年に待ち受けているとみるが、ニューノーマルに適応し、運営改善に努めると指摘。新モデルの投入スケジュールは変えないとしている。
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