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  ニュース     2021/09/12 21:57

マレーシア:7月の流通業売上高15%減、2カ月連続マイナス 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が10日発表した2021年7月の流通業売上高は、前年同月比14.7%減の926億7830万リンギ(約2兆4600億円)だった。前年割れは2カ月連続。新型コロナウイルス対策の活動制限が6月から強化され、自動車販売店などが営業できなくなったことで落ち込んだ。
 売上高の内訳は、◆卸売り=1.1%減の495億1890万リンギ◆小売り=8.1%減の411億3640万リンギ◆自動車販売=85.4%減の20億2300万リンギ――。卸売りは5カ月ぶりのマイナスとなり、金額は20年6月以来となる500億リンギ割れ。また、小売りと自動車販売は2カ月連続のマイナスとなった。自動車は一部地域で販売店が営業を再開し、前月(92.4%減)からは落ち込みが緩和している。
 7月の流通業販売量指数の上昇率(前年同月比)はマイナス16.7%と、2カ月連続のマイナス。業態別では◆卸売り=マイナス4.0%◆小売り=マイナス8.9%◆自動車販売=マイナス88.2%――とそろって落ち込んだ。卸売りと小売りで前月から下げ幅が拡大した一方、自動車はやや改善している。


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