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  ニュース     2022/01/24 20:58

マレーシア:東海岸鉄道、今年末に進ちょく率37%目標 無料記事

【亜州ビジネス編集部】財務省傘下のマレーシア・レール・リンク(MRL)は、中国の支援で進められる東海岸鉄道(ECRL)建設案件について、今年末に進ちょく率を37%とする計画だ。国営ベルナマ通信が伝えた。
 ECRLはクアラルンプール近郊のクラン港から東部沿岸のクアンタン(パハン州)を経由し、マレー半島北東部クランタン州のタイ国境までを結ぶ665キロメートルの鉄道。建設費は502億7000万リンギ(約1兆3600億円)で、セランゴール州、パハン州、トレンガヌ州、クランタン州を通る。トンネルは59カ所あり、総延長61キロメートル。高架部分も複数区間あり総延長は127キロメートルになる。2026年12月の完成を目指している。
 このほど開かれた会議で進行状況が明らかになった。クランタン州では既に土地収用が完了しており、同省内の昨年末の進ちょく率は16.3%だった。パハン州とトレンガヌ州では土地収用が進行中。セランゴール州では間もなく収用を開始するとしている。


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