【亜州ビジネス編集部】ドイツの石化製品メーカーであるハンセン・アンド・ローゼンタール（H&R）は、ペラ州ルムットで2億リンギ（約59億円）を投じ、特殊化学品の工場を建設する。マレーシア国内の工場は3カ所目。

　来年3月までに着工する。3期に分けて開発し、第1期は24年初めに稼働させる予定。タイヤ用の特殊可塑剤や、機械用潤滑油などに使われるホワイトオイル、ワックスエマルジョンなどを製造する。原料は石油や再生品などさまざまで、徐々に品目や製造方法を増やす。

　H&Rは1990年にマレーシアに進出。首都圏セランゴール州のクラン地区とバトゥケーブ地区にも工場を持つ。


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