【亜州ビジネス編集部】台湾の電子部品大手、華新科技（ウォルシン・テクノロジー、PSA）傘下のエルナーPCBマレーシアは18日、ペナン州のセベランペライ・テンガ地区でプリント基板（PCB）工場の拡張工事の着工式を行った。投資額は10億リンギ（約304億円）。1年以内の完成と2024年までの量産開始を見込む。州政府の投資誘致機関、インベスト・ペナンが同日発表した。
　敷地面積は1万289平方メートル。新設するPCB生産ラインでは、車載電子機器やサーバー、ネットワーク機器、ノートパソコン（PC）、デスクトップPC、消費者向け電子製品用に生産する。1000人を追加雇用する。
　エルナーPCBは1994年創業。エルナープリンテッドサーキット（本社：滋賀県長浜市）の現地法人で、エルナープリンテッドサーキットは2018年にPSAの傘下に入った。


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