ニュース 2022/11/17 20:59
マレーシア:23年の平均昇給率5%、コロナ前の水準に=マーサー
経済・統計 労働 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】人材コンサルティング大手の米マーサーが企業を対象に行った調査で、2023年の昇給率が平均5.0%となり、前年の4.8%を上回る見通しであることが分かった。新型コロナウイルス流行前の19年の水準に回復するとしている。ザ・スター・オンラインが伝えた。
17産業で事業を行う637社を対象として4〜6月に調査した。うち98%が多国籍企業。アジア太平洋地域の23年の昇給率は平均4.4%の見通しで、マレーシアはこれを上回っている。
マーサーでマレーシアを担当するコアイ・ギム・スーン氏は、多国籍企業はマレーシア経済の成長を確信しており、給与を上げることで優秀な人材の確保に取り組んでいると指摘。一方、こうした中で中小企業にとっては優秀な人材の採用・維持が難しくなっており、いかに優先順位の高い分野で待遇を充実できるかが重要になっているとした。
なお23年の平均昇給率予想が国別で最も高いのはベトナムで7.1%、最も低いのは日本で2.2%との結果が出た。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
17産業で事業を行う637社を対象として4〜6月に調査した。うち98%が多国籍企業。アジア太平洋地域の23年の昇給率は平均4.4%の見通しで、マレーシアはこれを上回っている。
マーサーでマレーシアを担当するコアイ・ギム・スーン氏は、多国籍企業はマレーシア経済の成長を確信しており、給与を上げることで優秀な人材の確保に取り組んでいると指摘。一方、こうした中で中小企業にとっては優秀な人材の採用・維持が難しくなっており、いかに優先順位の高い分野で待遇を充実できるかが重要になっているとした。
なお23年の平均昇給率予想が国別で最も高いのはベトナムで7.1%、最も低いのは日本で2.2%との結果が出た。
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