【亜州ビジネス編集部】東南アジア最大の中古車向け電子商取引（EC）サイトを運営するカーサムは、シンガポールで自動車関連サービスを幅広く提供するカータイムズ・オートモービルの株式51％を取得すると発表した。
　カータイムズは2001年設立で、新車と中古車の販売、自動車レンタル、自動車ローン、自動車保険、カーケアショップ運営など幅広い事業を手がける。カーサムは、20年以上の経験を持つカータイムズを傘下に置くことで、シンガポール事業を強化する。
　カーサムは東南アジアで買収を重ね、事業を拡大中。今年2月には地場同業で豪州上場のアイカー・アジアについて、株式80.1％の取得を完了し、完全子会社化したと発表している。


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