【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が11日発表した2022年2月の流通業売上高は、前年同月比8.5％増の1171億8340万リンギ（約3兆4700億円）だった。増加は5カ月連続。自動車販売が2桁増を維持したうえ、卸売りと小売りの伸びが前月から拡大した。

　売上高の内訳は、◆卸売り＝6.2％増の558億5040万リンギ◆小売り＝10.2％増の487億8320万リンギ◆自動車販売＝12.5％増の125億4980万リンギ――。自動車では車両販売の伸びが縮小したものの、部品販売と保守整備が前月に続き20％を超える増加だった。

　2月の流通業販売量指数の上昇率（前年同月比）は3.8％と、5カ月連続のプラス。業態別では◆卸売り＝0.4％◆小売り＝5.4％◆自動車販売＝9.4％――だった。卸売りのプラスは4カ月連続、小売りと自動車販売は5カ月連続となる。


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