ニュース 2022/09/13 20:59
マレーシア:8月末のパーム油在庫、2年9カ月ぶり高水準
経済・統計 農業・食品 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア・パーム油委員会(MPOB)の12日発表によると、2022年8月末のパーム油在庫量は前月比18.2%増の209万5000トンとなり、19年11月以来、2年9カ月ぶりの高水準だった。収穫期で生産が増える一方、輸出が落ち込んだ。ロイター通信が伝えた。
8月の生産量は9.7%増の172万6000トンと、3カ月連続で増加。一方、輸出量は1.9%減の130万トンだった。アブラヤシ果房(FFB)の価格は前月から4.5%上昇したものの、ピークの3月を42.6%下回っている。
業界団体のパレーシア・パーム油協会(MPOA)によると、インドネシアが在庫削減のため輸出を増やしており、価格の重しになっている。一方、ラニーニャ現象の影響で年末にかけて生産が停滞する見通し。労働力不足もあり、22年の生産量は前年の188万トンから落ち込むとみている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
8月の生産量は9.7%増の172万6000トンと、3カ月連続で増加。一方、輸出量は1.9%減の130万トンだった。アブラヤシ果房(FFB)の価格は前月から4.5%上昇したものの、ピークの3月を42.6%下回っている。
業界団体のパレーシア・パーム油協会(MPOA)によると、インドネシアが在庫削減のため輸出を増やしており、価格の重しになっている。一方、ラニーニャ現象の影響で年末にかけて生産が停滞する見通し。労働力不足もあり、22年の生産量は前年の188万トンから落ち込むとみている。
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