【亜州ビジネス編集部】貿易産業省は、電気自動車（EV）分野への国内投資額を2025年までに200億リンギ（約5880億円）とする目標を明らかにした。30年までには400億リンギを目指す。国営ベルナマ通信が伝えた。
　ザフラル・テング貿易産業相が述べたもので、EVの供給網やエコシステム（生態系）の構築を推進する方針。車体や電池、充電設備などにとどまらず、ソフトウエアやエンジニアリングなどの分野も含めて成長を促す。
　同相は12日、IT（情報技術）企業の地場アートニックと、電動アシスト自転車メーカーである米ビーノの覚書の調印式に出席した。アートニックがビーノの電動アシスト自動車「リーボ」の組立生産を請け負う内容で、2年間で1億リンギ規模の生産を目指す。


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