ニュース 2023/02/15 20:59
マレーシア:EVへの投資、25年までに2百億リンギ目標=政府
経済・統計 自動車 電子・電気 直接投資 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア投資開発庁(MIDA)は、電気自動車(EV)産業への投資額を2025年までに200億リンギ(約6000億円)、30年までに400億リンギに高める目標を設定した。リム・ビー・ビアン副最高経営責任者(CEO)が明らかにしたもので、実現可能な目標としている。15日付各紙が伝えた。
18〜22年には140億リンギの投資がなされ、EV産業の発進に弾みが出た。電池管理システムや電池パック、充電所などEVのエコシステム(生態系)を構成する分野への投資で、リム氏は、今後も部品製造を含め重要分野の投資を呼び込みたいとしている。
一方、貿易産業省はこのほど、充電所については現在の900カ所から23年末までに4000カ所に増やす目標を発表。25年には1万カ所とし、うち1000カ所で急速充電を可能にするとしている。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、22年のEV販売台数は2631台で、前年(274台)の9.6倍に拡大。並行輸入を含めるとさらに多いとみられ、マレーシア交通局(JPJ)には22年末時点で1万台以上のEVが登録されている。
政府は、低炭素車両の普及を目指す21〜30年の計画で、新車販売に占めるEVとハイブリッド車(HV)の割合を30年までに合計で全体の15%以上に高める目標を掲げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
18〜22年には140億リンギの投資がなされ、EV産業の発進に弾みが出た。電池管理システムや電池パック、充電所などEVのエコシステム(生態系)を構成する分野への投資で、リム氏は、今後も部品製造を含め重要分野の投資を呼び込みたいとしている。
一方、貿易産業省はこのほど、充電所については現在の900カ所から23年末までに4000カ所に増やす目標を発表。25年には1万カ所とし、うち1000カ所で急速充電を可能にするとしている。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、22年のEV販売台数は2631台で、前年(274台)の9.6倍に拡大。並行輸入を含めるとさらに多いとみられ、マレーシア交通局(JPJ)には22年末時点で1万台以上のEVが登録されている。
政府は、低炭素車両の普及を目指す21〜30年の計画で、新車販売に占めるEVとハイブリッド車(HV)の割合を30年までに合計で全体の15%以上に高める目標を掲げている。
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