【亜州ビジネス編集部】空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス（MAHB）の発表によると、2022年の国内空港の旅客数は前年比4.9倍の5267万9000人だった。新型コロナウイルス対策の緩和を受けて国際線、国内線とも大幅に増加。ただ、新型コロナ前の19年に比べると半分ほどにとどまっている。
　国際線は12.1倍の1650万5000人、国内線は3.9倍の3617万4000人だった。59の航空会社が国際線84路線、国内線35路線を運航。前年の41社による国際線51路線、国内線32路線から増えた。
　国際線は27の航空会社が海外38都市との間で新たに就航。また、17の航空会社が32都市との間で運航を再開した。旅客数の増加率が高かった都市は、インドネシアのデンパサール（バリ島）や、パキスタン北部のラホール、インドネシアのマカッサル（スラウェシ島）、モルディブのマレなどだった。
　12月の全体の旅客数は前年同月比2.2倍の678万8000人。国際線が8.9倍の286万2000人、国内線が1.4倍の392万7000人だった。


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