詳細
検索
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

  ニュース     2021/02/18 23:59

マレーシア:1月の新車販売、2割減の3.3万台 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア自動車協会(MAA)が発表した2021年1月の国内新車販売台数は、前年同月比23.6%減の3万2829台だった。前年同月を下回るのは8カ月ぶり。前月に比べると半減した。新型コロナウイルス再流行に伴う厳格な活動制限令の再施行を受けてショールームの来客が減少。また、前月は減免税措置の終了予定を前に駆け込み需要で急伸していたことから、反動が出た。ニュー・ストレーツ・タイムズが17日付で伝えた。

 セグメント別にみると、乗用車は26.7%減の2万8872台、商用車は12.0%増の3957台だった。

 1月の生産台数は12.7%減の3万9666台。乗用車が14.9%減の3万6186台、商用車が20.5%増の3480台だった。中旬に活動制限が再び厳格化された際、各社が一時的に工場の操業を停止している。

 20年の新車販売は前年比12.4%減の52万9434台。新型コロナ流行で販売が細り、08年以降で最低となった。ただ6月半ばから乗用車の販売サービス税(SST)が減免されたことで年後半は回復した。MMAは21年の年間販売台数が前年比17.5%増の57万台に拡大すると予想。政府が減免税期間を21年6月まで半年延長したことで、回復が続くと見込んでいる。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース

関連産業レポート