ニュース 2021/10/03 20:59
マレーシア:国営石油、中国にカーボンニュートラルLNG出荷へ
石油 商業・サービス マレーシア
【亜州ビジネス編集部】国営石油ペトロナスは、温室効果ガスを実質的に相殺した「カーボンニュートラル液化天然ガス(LNG)」の中国向け出荷を開始する。同社の9月30日発表によると、このほど上海市政府系の電力・ガス供給サービス会社、申能集団と供給契約を締結した。10月から来年3月にかけて上海市のターミナルに3回にわたって届ける。同様のLNGを出荷するのは日本向けに続き2例目となる。
サラワク州ビントゥルにあるペトロナスLNGコンプレックス(PLC)から出荷する。ガス採掘から液化、輸送までの各過程で発生する温室効果ガスを、カーボンクレジット(排出枠)を使って相殺。初出荷では今年8月に四国電力の坂出LNG基地(香川県)に届けた。
ペトロナスは2006年から申能集団にLNGを供給。22年からの12年契約も交わしており、年150万トンを供給することが決まっている。同契約に基づいてLNGを輸送するため、昨年2月には川崎汽船と新造LNG船2隻の用船契約を締結した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
サラワク州ビントゥルにあるペトロナスLNGコンプレックス(PLC)から出荷する。ガス採掘から液化、輸送までの各過程で発生する温室効果ガスを、カーボンクレジット(排出枠)を使って相殺。初出荷では今年8月に四国電力の坂出LNG基地(香川県)に届けた。
ペトロナスは2006年から申能集団にLNGを供給。22年からの12年契約も交わしており、年150万トンを供給することが決まっている。同契約に基づいてLNGを輸送するため、昨年2月には川崎汽船と新造LNG船2隻の用船契約を締結した。
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