【亜州ビジネス編集部】鉄鋼大手ライオン・グループ傘下のライオン・マイニング（LMSB）は、国内とインドネシア、カンボジアでの鉱物資源開発に6億リンギ（約180億）を追加投資する。スズや鉄鉱石、金、石炭、シリカなどの採掘を拡大する。ザ・スター・オンラインが伝えた。

　首都圏セランゴール州クアラランガットでは774万平方メートルの鉱区で砂やシリカ、スズを開発する。既にシリカ精製プラントを持っており、採掘ピッチを上げることで輸出拡大を図る。

　インドネシアやカンボジアでも投資を進める。今回の投資で計1500人を新たに雇用する方針で、ガラスや太陽光パネル、その他部品メーカーなどへの鉱物供給を拡大する。

　なおライオン・グループは、鉄鋼のほか不動産開発、農業、電子製品製造、セキュリティーサービスなどを手がけている。


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