ニュース 2022/12/12 20:59
マレーシア:VR機器中国最大手のピコ、首都圏に旗艦店開業
電子・電気 商業・サービス マレーシア
【亜州ビジネス編集部】VR(仮想現実)機器中国最大手、ピコテクノロジー(北京小鳥看看科技)は10日、首都圏セランゴール州スバンジャヤに旗艦店を開設した。海外市場の取り込みを本格化する狙い。中国証券報などが12日付で伝えた。
ピコのVR機器は性能の良さやブランド認知度の高さを背景に海外で人気が高まっているという。今回は商業施設「サンウエーピラミッド」に出店した。
ピコは動画投稿アプリ「ティックトック」を運営するバイトダンス(北京字節跳動科技)の傘下。2015年に発足した後、21年にバイトダンスに買収された。中国のほか、日本、韓国、欧州などに事務所を構える。4〜6月のVR機器出荷台数は64.8%増の16万台に拡大した。9月末には新型VRヘッドセット「PICO4」を世界市場に投入。米クアルコムのXR(VR/AR/MR)新型チップセット「スナップドラゴンXR2」を搭載し、小売価格は2499人民元(約4万9100円)からに設定した。
VR機器市場は足元で急成長している。22年第1四半期のVRゴーグルの出荷台数は、世界全体で前年同期比241.6%増の356万3000台に膨らんだ。主な用途は現在、映像鑑賞やゲームが中心だが、今後はSNS(交流サイト)やオンライン教育の分野、文化、観光関連にも広がっていく可能性があるとされる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ピコのVR機器は性能の良さやブランド認知度の高さを背景に海外で人気が高まっているという。今回は商業施設「サンウエーピラミッド」に出店した。
ピコは動画投稿アプリ「ティックトック」を運営するバイトダンス(北京字節跳動科技)の傘下。2015年に発足した後、21年にバイトダンスに買収された。中国のほか、日本、韓国、欧州などに事務所を構える。4〜6月のVR機器出荷台数は64.8%増の16万台に拡大した。9月末には新型VRヘッドセット「PICO4」を世界市場に投入。米クアルコムのXR(VR/AR/MR)新型チップセット「スナップドラゴンXR2」を搭載し、小売価格は2499人民元(約4万9100円)からに設定した。
VR機器市場は足元で急成長している。22年第1四半期のVRゴーグルの出荷台数は、世界全体で前年同期比241.6%増の356万3000台に膨らんだ。主な用途は現在、映像鑑賞やゲームが中心だが、今後はSNS(交流サイト)やオンライン教育の分野、文化、観光関連にも広がっていく可能性があるとされる。
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