ニュース 2021/04/26 20:59
マレーシア:鉄鋼加工のタシンが生産増強へ、ペナンの土地建物買収
鉄鋼 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】鉄鋼加工のタシン・ホールディングスは23日、ペナン州の土地建物を買収すると発表した。自社工場に隣接する2区画を計4350万リンギ(約11億4000万円)で取得。スリット加工などの年産能力を1.5倍に引き上げる。
子会社のタシン・ハードウエアを通じて同日に売買契約を交わした。冷延鋼などを生産する台湾系CSCスチールから買い取る。敷地面積は計4万2400平方メートル。4階建てのオフィスビルと生産棟などが立っている。
タシンは買収後、スリット加工などの新たな機械を導入。鋼管や棒鋼の生産能力も増強し、全社の年産能力を現在の14万9520トンから22万2720トンに引き上げる。原材料と製品の倉庫としても活用する。
CSCは今回売却する物件を2016年に購入し、以前からの入居企業にそのまま貸し出していた。ただ、入居企業が昨年に操業を停止し、自社でも使わないことから売却を決めた。最大280万リンギの売却損を計上するが、これまでの賃料収入を考慮すれば収支はプラスになるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
子会社のタシン・ハードウエアを通じて同日に売買契約を交わした。冷延鋼などを生産する台湾系CSCスチールから買い取る。敷地面積は計4万2400平方メートル。4階建てのオフィスビルと生産棟などが立っている。
タシンは買収後、スリット加工などの新たな機械を導入。鋼管や棒鋼の生産能力も増強し、全社の年産能力を現在の14万9520トンから22万2720トンに引き上げる。原材料と製品の倉庫としても活用する。
CSCは今回売却する物件を2016年に購入し、以前からの入居企業にそのまま貸し出していた。ただ、入居企業が昨年に操業を停止し、自社でも使わないことから売却を決めた。最大280万リンギの売却損を計上するが、これまでの賃料収入を考慮すれば収支はプラスになるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。