【亜州ビジネス編集部】BMWグループ・マレーシアは、2022年の自動車・バイク販売台数が前年比34％増の1万4400台だったと発表した。高級車市場のシェアは3年連続でトップだった。ニュー・ストレーツ・タイムズが10日付で伝えた。

　「BMW」ブランドと小型車「ミニ」の四輪車、「BMWモトラッド」ブランドのバイクの販売台数を合計したもので、販売台数の70％以上が現地で組立生産した車両。ブランド別ではBMWが37％増の1万1800台、ミニが25％増の1300台、BMWモトラッドが20％増の1300台だった。

　BMWとミニの22年の販売台数のうち、31％は電気自動車（EV）。これでマレーシアでのEV累計販売は2万5000台を超えた。

　ハンス・デ・ビセル社長は、20年から新型コロナウイルス禍、21〜22年には半導体不足に見舞われたが、22年には新型コロナ前の販売台数を超えたと説明。今後も高品質なサービスを提供するとともに、EVを積極的に推進するとしている。


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