ニュース 2022/11/07 20:59
マレーシア:調理器具のニシン、電動バイクの組立生産開始
二輪車 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】ステンレス調理器具メーカーのニシン・グループは今月、電動バイクの生産を開始する。中国の電動バイクメーカー、東莞市台鈴車業(TAILG)から部品を仕入れて組立生産するもので、来年初めに販売を開始する。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが7日付で伝えた。
台鈴とは昨年10月に製品開発契約を締結。台鈴が自社の電動スクーター「D-80」をベースにニシン向けの新モデルを開発した。ニシンは台鈴が生産したセミノックダウン(SKD)部品を調達。首都圏セランゴール州セリケンバンガンの工場で組み立てる。
マレーシアでの正式な販売開始は来年初めで、それまでに500台を生産する。来年は2500台を生産し、その後は年1万5000台まで拡大する。東南アジア各国への輸出も早期に始め、向こう3年で5万台の販売を目指す。
ニシンは電動バイク事業に500万リンギ(約1億1500万円)の運転資金を確保。政府機関や国営企業、大学、物流会社、バイク販売店、エンドユーザーに売り込みを掛ける。
同社は事業多角化を進めており、昨年末にはコーヒーメーカーを搭載した電動バイクによるコーヒー出前事業を開始すると発表している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
台鈴とは昨年10月に製品開発契約を締結。台鈴が自社の電動スクーター「D-80」をベースにニシン向けの新モデルを開発した。ニシンは台鈴が生産したセミノックダウン(SKD)部品を調達。首都圏セランゴール州セリケンバンガンの工場で組み立てる。
マレーシアでの正式な販売開始は来年初めで、それまでに500台を生産する。来年は2500台を生産し、その後は年1万5000台まで拡大する。東南アジア各国への輸出も早期に始め、向こう3年で5万台の販売を目指す。
ニシンは電動バイク事業に500万リンギ(約1億1500万円)の運転資金を確保。政府機関や国営企業、大学、物流会社、バイク販売店、エンドユーザーに売り込みを掛ける。
同社は事業多角化を進めており、昨年末にはコーヒーメーカーを搭載した電動バイクによるコーヒー出前事業を開始すると発表している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。