詳細
検索
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

  ニュース     2022/11/22 20:59

マレーシア:ドイツ企業の5割、23年に事業拡大=商工会調査 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシアで操業するドイツ企業の5割が、2023年にマレーシア事業を拡大すると答えたことが、ドイツ商工会議所の調査で分かった。国営ベルナマ通信が伝えた。

 マレーシアで向こう12カ月に増員すると答えた企業は54.2%。同国で事業を行うメリットとしては、低賃金が65.2%で最も高く、サプライチェーン(供給網)の充実度が60.9%、労働者のスキルの高さが56.5%で続いた。

 世界的なサプライチェーン停滞については、65.2%が新たなサプライヤーを確保できたと回答。このうち81.0%は中国を除くアジア太平洋地域で、61.9%はマレーシア国内で新たなサプライヤーを見つけたとした。

 また企業の半数が今後もマレーシアで事業を続けると回答。理由としては、既に事業が成熟しているが87.5%、コストメリットが50.0%だった。

 一方、向こう12カ月の懸念事項は、58.3%が労働者不足と回答。また54.2%がコモディティー価格上昇、50.0%がサプライチェーン停滞を挙げている。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース