ニュース 2023/04/11 20:59
マレーシア:国産車プロドゥアの3月販売、20%増3.2万台
自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】ダイハツなどが出資する国産車メーカーのプロドゥアは、2023年3月の販売台数が前年同月比20.2%増の3万2179台だったと発表した。同月末に迎えた販売サービス税(SST)減免措置の適用期限に間に合わせるため、過去最速ペースで納車し大幅増となった。ただ期限に間に合わなかった車両も多少あり、同社がSST分を負担するなどして埋め合わせるとしている。
第1四半期の販売台数は7万8564台で、前年同期から27.5%増加。SST減免の適用期限に間に合わせるため納車を急ぐ中、とりわけ終盤に販売が伸び、3月は前月比29.0%増となった。
3月の生産台数は3万6666台で、月次として過去最高を記録。第1四半期は33.9%増の8万4800台だった。
ザイナル・アビディン社長兼最高経営責任者(CEO)は、SST減免が適用される車両については、ほとんどを適用期限内に納車したと説明。ただし間に合わなかった車両も多少あり、購入者に謝罪するとともに、プロドゥアの負担で埋め合わせるとしている。
なおSSTの減免は新型コロナ流行下で停滞した新車市場を回復させるため、政府が20年半ばに開始。国産車はSSTを免除、輸入車は半減するもので、22年6月末に終了した。ただ政府は終了間際になり、期限までに成約した車両については23年3月末までの車両登録で同措置を適用すると発表。駆け込み需要が発生し、各社が納車を急いでいた。
プロドゥアは23年の生産目標を前年比14.2%増の33万台、販売目標を11.3%増の31万4000台に設定。SST減免措置の影響を除いても、新車市場は堅調と見込んでいる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第1四半期の販売台数は7万8564台で、前年同期から27.5%増加。SST減免の適用期限に間に合わせるため納車を急ぐ中、とりわけ終盤に販売が伸び、3月は前月比29.0%増となった。
3月の生産台数は3万6666台で、月次として過去最高を記録。第1四半期は33.9%増の8万4800台だった。
ザイナル・アビディン社長兼最高経営責任者(CEO)は、SST減免が適用される車両については、ほとんどを適用期限内に納車したと説明。ただし間に合わなかった車両も多少あり、購入者に謝罪するとともに、プロドゥアの負担で埋め合わせるとしている。
なおSSTの減免は新型コロナ流行下で停滞した新車市場を回復させるため、政府が20年半ばに開始。国産車はSSTを免除、輸入車は半減するもので、22年6月末に終了した。ただ政府は終了間際になり、期限までに成約した車両については23年3月末までの車両登録で同措置を適用すると発表。駆け込み需要が発生し、各社が納車を急いでいた。
プロドゥアは23年の生産目標を前年比14.2%増の33万台、販売目標を11.3%増の31万4000台に設定。SST減免措置の影響を除いても、新車市場は堅調と見込んでいる。
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