【亜州ビジネス編集部】鋼構造物の生産などを行うKKBエンジニアリングは、鉄鋼構造物事業と溶融亜鉛めっき事業の年産能力を現在の4000トンから6500トンに引き上げる。このほどサラワク州にある本社工場の隣接地2万平方メートルを購入。今年下半期にも事業拡大に着手し、来年半ばの新工場完成を目指す。ザ・スター・オンラインが19日付で伝えた。

　工場は同州クチンのビンタワ工業団地に立地。隣接地は1100万リンギ（約2億9000万円）で購入した。印刷会社が使用していた建物が立っており、KKBは400万リンギを投じて改築を進める。

　同社は石油・ガス産業向けの鋼構造物生産や組み立てなどの事業を展開。溶融亜鉛めっき事業では、鋼構造物のほか、パイプやフェンスなどの鉄鋼製品向けにサービスを提供している。


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