ニュース 2022/10/13 20:58
マレーシア:中国ブルーシャークの電動2輪、来年に生産開始へ
二輪車 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】中国の電動バイクメーカー、シャークガルフ・テクノロジーズ・グループ(鯊湾科技)がマレーシア市場への参入準備を進めている。現地の自動車部品メーカーであるEPマニュファクチャリング(EPMB)と組み、来月には首都圏でシャークガルフの「ブルーシャーク(藍鯊)」ブランド製品の路上試験を開始する計画。来年第3四半期には現地での組立生産も開始する。電池交換式の車両を投入し、需要を取り込む。13日付各紙が伝えた。
シャークガルフとEPは今年3月、現地生産や東南アジアでの販売について覚書(MOU)を交わしていた。今月12日にはさらに、より具体的な協議を進めることで協力覚書(MOC)を締結した。充電所の不足や充電時間の長さで電動車の購入をためらう消費者がいる中、電池交換式で利用者の便宜を図る。両社は電池交換所の整備なども進める。
第1弾となる「ブルーシャークR1」は、出力5キロワット(kW)のモーターと容量1440キロワット時(kWh)の電池2本を搭載。最高時速は80キロメートルで、フル充電の走行距離は110〜160キロメートルという。家庭のコンセントからの充電も可能で、ゼロから80%までが2時間半、フル充電が3時間半かかる。
シャークガルフは18年設立。中国の現工場は完成車の年産能力が15万台で、将来は完成車を年100万台、完全ノックダウン車(CKD)を同200万台生産できる工場を設ける。昨年10月には日本の中小企業ホールディングスと業務提携契約を交わした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
シャークガルフとEPは今年3月、現地生産や東南アジアでの販売について覚書(MOU)を交わしていた。今月12日にはさらに、より具体的な協議を進めることで協力覚書(MOC)を締結した。充電所の不足や充電時間の長さで電動車の購入をためらう消費者がいる中、電池交換式で利用者の便宜を図る。両社は電池交換所の整備なども進める。
第1弾となる「ブルーシャークR1」は、出力5キロワット(kW)のモーターと容量1440キロワット時(kWh)の電池2本を搭載。最高時速は80キロメートルで、フル充電の走行距離は110〜160キロメートルという。家庭のコンセントからの充電も可能で、ゼロから80%までが2時間半、フル充電が3時間半かかる。
シャークガルフは18年設立。中国の現工場は完成車の年産能力が15万台で、将来は完成車を年100万台、完全ノックダウン車(CKD)を同200万台生産できる工場を設ける。昨年10月には日本の中小企業ホールディングスと業務提携契約を交わした。
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