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  ニュース     2021/06/15 20:58

マレーシア:アブラヤシ農園のKLK、同業IJMPを買収 無料記事

【亜州ビジネス編集部】アブラヤシ農園運営のクアラルンプール・ケポン(KLK)は、同業のIJMプランテーションズ(IJMP)を買収すると発表した。株式56.2%を15億3400万リンギ(約410億円)で取得することでIJMPの親会社と合意。買収でアブラヤシの栽培面積は28.6%増の2744平方キロメートルに拡大する。関連法規に従い、KLKはIJMP株の残り43.8%の公開買い付け(TOB)も行う。
 IJMPのアブラヤシ栽培面積は61平方キロメートル。うち4割がサバ州、残り6割がインドネシアのボルネオ島とスマトラ島に位置する。
 IJMPの親会社、IJMコーポレーションは、足元でパーム油価格が上昇していることから、農園事業を高額で売却する良い機会であると説明した。事業の集中と選択を進め、建設や不動産開発、建材製造といった関連性の高いものに絞り込む。


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