【亜州ビジネス編集部】トヨタ車生産販売のUMWトヨタ・モーターは10日、トヨタ車とレクサス車の2021年8月の販売台数が前年同月比56％減の計2524台だったと発表した。6月から始まった全国的な活動制限令（MCO）が影響。ただ8月半ばに緩和されたことで、前月比では19.9％増と2カ月連続で増加した。

　1〜8月の販売台数は3万8085台で、前年同期から20.0％増加。20年半ばから自動車の販売サービス税（SST）の減免措置が講じられたことで、21年6月に全国的なMCOが開始されるまで販売回復が続いていたことが大きい。

　UMWトヨタは、MCOの緩和措置を受けて工場やショールームなど全国の拠点を徐々に通常営業に戻すことで、販売回復を期待すると説明。間もなく新たなキャンペーンも打ち出すとしている。


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