ニュース 2021/11/14 20:59
マレーシア:米カーギル、特殊油脂工場を拡張へ 
農業・食品 マレーシア
パーム油を沸点の違いからパームオレインやパームステアリンなどの油脂に分ける分別機を増設するとともに、研究開発(R&D)機能の拡充も図る。この工場では、チョコレートやコーティング、フィリングなどに使われる油脂を生産している。
拡張工事は2023年後半に終える予定。その後は工場からの出荷先を拡大し、完成品はアジア太平洋の顧客に、半完成品は欧州や中東、ロシア、南米、北米にある自社の工場に届ける。
この工場では1年前にも8300万リンギを投じて拡張を開始。R&Dの拡充も図っており、これは間もなく完成するとしている。
カーギルは1978年にマレーシアに進出。油脂やでんぷん、甘味料などを扱う。マレーシア本社はクアラルンプールに置き、全国7カ所で計710人を雇用している。
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