ニュース 2022/04/03 20:59
マレーシア:韓国家電クックが工場建設へ、1億ドル投資
建設 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】韓国の家電メーカーであるクック電子は、1億リンギ(約29億円)を投じてマレーシアに工場を建設する。国内で販売するほか、東南アジアに輸出する。ニュー・ストレーツ・タイムズが3月31日付で伝えた。
現在は土地の選定を進めている段階で、首都圏セランゴール州のスバンとクランが候補に挙がっている。スバンには2019年に開所した物流センターがある。港湾都市のクランは物流コストを節約できるとみて候補に入れている。
同社は14年に進出し、現地法人のクック・インターナショナル(マレーシア)を設立。炊飯器や空気洗浄機、エアコン、浄水器、加湿器などを販売している。18年には1億リンギを投じてマレーシア工場を建設する意向を示していたが、同社ホームページによると、現在も製品を韓国から輸入しており、工場進出は今回が初になるとみられる。
マレーシア事業は順調に成長しているという。新型コロナウイルス流行下でも業績を伸ばしており、21年の売上高は11億3000万リンギ、純利益は1億8550万リンギだった。最近ではコロナ対策になる製品を打ち出しており、このほどビタミンC放出機能を備えたエアコンを発売した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現在は土地の選定を進めている段階で、首都圏セランゴール州のスバンとクランが候補に挙がっている。スバンには2019年に開所した物流センターがある。港湾都市のクランは物流コストを節約できるとみて候補に入れている。
同社は14年に進出し、現地法人のクック・インターナショナル(マレーシア)を設立。炊飯器や空気洗浄機、エアコン、浄水器、加湿器などを販売している。18年には1億リンギを投じてマレーシア工場を建設する意向を示していたが、同社ホームページによると、現在も製品を韓国から輸入しており、工場進出は今回が初になるとみられる。
マレーシア事業は順調に成長しているという。新型コロナウイルス流行下でも業績を伸ばしており、21年の売上高は11億3000万リンギ、純利益は1億8550万リンギだった。最近ではコロナ対策になる製品を打ち出しており、このほどビタミンC放出機能を備えたエアコンを発売した。
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