ニュース 2021/06/28 21:59
マレーシア:5月の輸出額47%増、9カ月連続プラス
経済・統計 貿易 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が28日発表した貿易統計によると、2021年5月の輸出額は前年同月比47.3%増の923億1300万リンギ(約2兆4500億円)だった。プラスは9カ月連続。前年同月に新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んでいたため、電気・電子製品など主要品目の大半が2〜3桁のプラスとなった。ただ、過去最高だった前月との比較では12.6%減だった。輸入額は前年同月比50.3%増の785億7000万リンギ、貿易収支は137億4300万リンギの黒字だった。
品目別の輸出額は、全体の4割近くを占める電気・電子製品が34.3%増と、引き続き高い伸びを示している。また、新型コロナ流行に伴うゴム手袋の需要増を背景に、ゴム製品が2.3倍に拡大。天然ゴムは71.3%増えた。商品価格が上昇する中、パーム油・パーム油製品は60.5%増加。前年同月に価格が落ち込んでいた原油は2.4倍に増えた。
主要国・地域への輸出額では、最大の中国向けが17.7%増加。電気・電子や液化天然ガス(LNG)がけん引した。2番目のシンガポール向けは電気・電子の好調で46.2%増え、対日輸出は52.6%増と伸びが大きかった。
輸入も多くの主要品目が2〜3桁増となり、国別では最大の中国からが63.6%増、2番目のシンガポールからが55.2%増、3番目の日本からが42.7%増だった。
1〜5月の累計は、輸出額が前年同期比31.1%増の4800億9400万リンギ、輸入額が20.1%増の3873億900万リンギ、貿易収支が927億8500万リンギの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
品目別の輸出額は、全体の4割近くを占める電気・電子製品が34.3%増と、引き続き高い伸びを示している。また、新型コロナ流行に伴うゴム手袋の需要増を背景に、ゴム製品が2.3倍に拡大。天然ゴムは71.3%増えた。商品価格が上昇する中、パーム油・パーム油製品は60.5%増加。前年同月に価格が落ち込んでいた原油は2.4倍に増えた。
主要国・地域への輸出額では、最大の中国向けが17.7%増加。電気・電子や液化天然ガス(LNG)がけん引した。2番目のシンガポール向けは電気・電子の好調で46.2%増え、対日輸出は52.6%増と伸びが大きかった。
輸入も多くの主要品目が2〜3桁増となり、国別では最大の中国からが63.6%増、2番目のシンガポールからが55.2%増、3番目の日本からが42.7%増だった。
1〜5月の累計は、輸出額が前年同期比31.1%増の4800億9400万リンギ、輸入額が20.1%増の3873億900万リンギ、貿易収支が927億8500万リンギの黒字だった。
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