【亜州ビジネス編集部】小売市場調査会社のリテール・グループ・マレーシア（RGM）は、2023年の小売売上高が前年比3.3％増えるとの予想を発表した。前年は新型コロナウイルス禍からの回復で3割増と大きく伸びており、減速する見通し。ザ・スターが7日付で伝えた。
　23年第1四半期は推定で前年同期比9.2％増だった。マレーシア中央銀行が22年5月から4会合連続で利上げを行ったことが消費の重しとなるが、政府は景気回復を後押しする姿勢を維持しており、RGMは23年もプラス成長を見込めるとしている。
　国内の小売市場は新型コロナ禍で20〜21年にマイナスだったが、22年には33.3％増のプラスに反転。同年第4四半期は比較対象が既に高かったものの、前年同期比13.7％増と2桁のプラスだった。


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