【亜州ビジネス編集部】韓国のコングロマリット（複合企業）であるドンナムは、サバ州ラハダトゥに物流センターを建設する。地場POICサバがボルネオ島東岸で開発する工業団地に入居することでこのほど契約を交わした。ニュー・ストレーツ・タイムズが4日付で伝えた。
　港湾機能を持つ工業団地「POICラハダトゥ」内で1万8200万平方メートルの用地を借り受けることで契約を交わした。ドンナムのグループ企業をはじめ、韓国企業の進出が見込めることから、物流センターの設置を決めた。
　ドンナムは海上輸送から製造まで約30部門を持つ。海上輸送では韓国政府から昨年、POICラハダトゥと釜山を結ぶ航路の新設認可を受けた。なおPOICラハダトゥへの入居については2019年から交渉を続けていたが、新型コロナウイルス流行を受けて2年先送りしていた。


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