ニュース 2022/05/18 20:59
マレーシア:ペトロナスケム、特殊化学大手パーストープを買収
石油化学(化学) 直接投資 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】国営石油ペトロナス傘下の化学大手ペトロナス・ケミカルズ・グループ(PCG)は17日、スウェーデンの特殊化学品大手パーストープを買収すると発表した。全株式を15億3800万ユーロ(約2090億円)で取得することで、欧州の投資会社フィナンシエール・フォレと合意した。
パーストープは1881年設立で、当初は酢酸やタールなどを製造。現在は欧米とアジアの26カ国に進出し、レジンやコーティング剤、飼料など向けの添加剤を製造している。硬化剤のトリメチロールプロパン(TMP)と酸化防止剤のペンタエリストリトールでは世界トップシェアを誇る。
PCGはパーストープ買収により売上規模を28%上積みする。同社は2019年、オランダの潤滑油添加剤メーカーであるダビンチ・グループを1億6300万ユーロで買収するなど、買収による特殊化学分野への事業多角化を進めている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
パーストープは1881年設立で、当初は酢酸やタールなどを製造。現在は欧米とアジアの26カ国に進出し、レジンやコーティング剤、飼料など向けの添加剤を製造している。硬化剤のトリメチロールプロパン(TMP)と酸化防止剤のペンタエリストリトールでは世界トップシェアを誇る。
PCGはパーストープ買収により売上規模を28%上積みする。同社は2019年、オランダの潤滑油添加剤メーカーであるダビンチ・グループを1億6300万ユーロで買収するなど、買収による特殊化学分野への事業多角化を進めている。
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