【亜州ビジネス編集部】ダイハツなどが出資する国産車メーカーのプロドゥアは、2023年1〜2月の販売台数が前年同期比33.0％増の4万6385台だったと発表した。半導体不足の影響は依然として残るが、サプライチェーン（供給網）の改善や工場の生産効率向上を行ったことで、前年を上回るペースで納車している。
　1〜2月の生産台数は33.0％増の5万1134台。ザイナル・アビディン社長兼最高経営責任者（CEO）は、プロドゥア車への需要は高く、迅速な納車に向け生産ピッチを速めているとした。ただそれでも納車まで2.5〜8.0カ月かかっており、顧客に謝意を示した。
　ザイナル氏は、現在の経済状況が続けば新車市場も23年は安定するだろうと説明。同社としてはサプライチェーン安定に向けた努力を続けるとしている。


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