ニュース 2022/08/01 20:59
マレーシア:クラン西港のコンテナ量、上期は8%減
経済・統計 港湾 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】首都圏セランゴール州のクラン西港を運営するウエストポーツ・ホールディングスは、2022年上半期のコンテナ取扱量が488万TEU(20フィートコンテナ換算)だったと発表した。前年同期の530万トンからは7.9%減少。ウクライナ危機やそれに伴う物流網の停滞、物価高が影響した。
上半期の売上高は1.7%増の10億3000万リンギ(約308億円)、純利益は18.7%減の3億1400万リンギだった。コンテナ取扱量が減った上、原油高により燃料費が84.0%上昇。同社は従業員の最低給与を22年1月から月1500リンギに引き上げており、人件費がかさんだことも響いて減益となった。
ルーベン・エミル・グナナリンガム最高経営責任者(CEO)は、22年はウクライナ危機や物流停滞、世界的な金融不安など懸念が多く、これらがコンテナ取扱量に影響すると指摘。ただ国内経済はまだそれほど打撃を受けておらず、同社としてはマレーシアの港湾物流を円滑にするよう努めるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
上半期の売上高は1.7%増の10億3000万リンギ(約308億円)、純利益は18.7%減の3億1400万リンギだった。コンテナ取扱量が減った上、原油高により燃料費が84.0%上昇。同社は従業員の最低給与を22年1月から月1500リンギに引き上げており、人件費がかさんだことも響いて減益となった。
ルーベン・エミル・グナナリンガム最高経営責任者(CEO)は、22年はウクライナ危機や物流停滞、世界的な金融不安など懸念が多く、これらがコンテナ取扱量に影響すると指摘。ただ国内経済はまだそれほど打撃を受けておらず、同社としてはマレーシアの港湾物流を円滑にするよう努めるとしている。
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