ニュース 2023/04/23 20:59
マレーシア:消費者の半数、政治・金融的な腐敗に不安=イプソス
経済・統計 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】仏調査会社イプソスが2023年3月に行ったオンライン調査で、マレーシアの消費者の半数以上が政治・金融的な腐敗を不安視していることが分かった。新型コロナウイルス流行への不安が薄れた一方、政治や金融に対する不安が強まっている。
同社は32カ国でオンライン調査を行い、マレーシアの対象者数は500人。同国では51%が「金融的・政治的な腐敗」を不安視していると答え、これに「インフレ」が36%、「失業」が35%で続いた。インフレは1月の43%からやや低下したものの、引き続き高水準にある。
イプソスのアナリストは、新型コロナ禍が一服し、また22年11月の総選挙で政権交代がなされたことで、人々の関心が移り変わっていると指摘。インフレについては統計的にインフレ率が落ち始めても、不安が拭えるペースは遅いとしている。
なお22年11月の総選挙以降の国の方向性については、66%が「正しい方向を向いている」と回答。34%は「正しい方向を向いていない」としている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社は32カ国でオンライン調査を行い、マレーシアの対象者数は500人。同国では51%が「金融的・政治的な腐敗」を不安視していると答え、これに「インフレ」が36%、「失業」が35%で続いた。インフレは1月の43%からやや低下したものの、引き続き高水準にある。
イプソスのアナリストは、新型コロナ禍が一服し、また22年11月の総選挙で政権交代がなされたことで、人々の関心が移り変わっていると指摘。インフレについては統計的にインフレ率が落ち始めても、不安が拭えるペースは遅いとしている。
なお22年11月の総選挙以降の国の方向性については、66%が「正しい方向を向いている」と回答。34%は「正しい方向を向いていない」としている。
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