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  ニュース     2022/09/15 20:59

マレーシア:上期の住宅取引35%増、コロナ前も上回る 無料記事

【亜州ビジネス編集部】財務省の資産評価・不動産サービス局(JPPH)の14日発表によると、2022年上半期の不動産取引件数は前年同期比34.5%増の18万8002件、取引額は36.1%増の844億リンギ(約2兆6700億円)だった。新型コロナウイルス禍から国内経済が回復に向かう中、取引が活発化。件数、金額とも新型コロナ流行前の19年上半期も上回った。

 分野別で最大の住宅は11万6178件(前年同期比26.3%増)、456億2000万リンギ(32.2%増)。クアラルンプールと首都圏セランゴール州、ジョホール州、ペナン州の4地域の合計で取引件数全体の5割近くを占めた。ほか、商業不動産は1万5169件(45.4%増)、140億2000万リンギ(28.3%増)だった。

 一方、住宅の新規供給は66.7%減の1万552戸と落ち込んだ。成約率は前年同期を0.3ポイント下回る20.3%。住宅在庫は3万4092戸で、1年前から9.6%増えた。ただ、半年前に比べると7.5%減っている。


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