ニュース 2022/04/28 20:59
マレーシア:クラン西港のコンテナ量、1Qは10%減
経済・統計 港湾 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】首都圏セランゴール州のクラン西港を運営するウエストポーツ・ホールディングスは、2022年第1四半期のコンテナ取扱量が239万TEU(20フィートコンテナ換算)だったと発表した。前年同期からは10.2%減少。ウクライナ危機に伴う物流網の停滞が影響した。
第1四半期の売上高は1.6%増の5億1636万リンギ(約165億円)、純利益は27.1%減の1億5185万リンギだった。ウクライナ危機で物流網が停滞し、コンテナ取扱量が減った上、原油高により燃料費が52%上昇。同社は従業員の最低給与を22年1月から月1500リンギに引き上げており、人件費がかさんだことも響いて減益となった。
ルーベン・エミル・グナナリンガム最高経営責任者(CEO)は、22年はロシアのウクライナ侵攻や、新型コロナウイルス流行による中国経済への影響など世界経済の懸念は多く、コンテナ取扱量は前年から横ばいによると予想。状況が大きく変わった場合には直ちに業績への影響を分析するとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第1四半期の売上高は1.6%増の5億1636万リンギ(約165億円)、純利益は27.1%減の1億5185万リンギだった。ウクライナ危機で物流網が停滞し、コンテナ取扱量が減った上、原油高により燃料費が52%上昇。同社は従業員の最低給与を22年1月から月1500リンギに引き上げており、人件費がかさんだことも響いて減益となった。
ルーベン・エミル・グナナリンガム最高経営責任者(CEO)は、22年はロシアのウクライナ侵攻や、新型コロナウイルス流行による中国経済への影響など世界経済の懸念は多く、コンテナ取扱量は前年から横ばいによると予想。状況が大きく変わった場合には直ちに業績への影響を分析するとしている。
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