【亜州ビジネス編集部】地場建設のケルジャヤ・プロスペク・グループは26日、韓国のサムスン物産と共同で、米半導体大手テキサス・インスツルメンツ（TI）の現地法人からマラッカ州の工場建設を受注したと発表した。受注額は14億5370万リンギ（約450億円）。来月下旬に着工し、28週間以内に完成させる。
　テキサス・インスツルメンツ・エレクトロニクス・マレーシアから受注した。同社の組み立て・検査拠点があるバトゥベレンダム自由貿易区内に、「バンピング」と呼ばれる工程や検査の新工場を建設する。
　ケルジャヤは今年6月、サムスン物産と提携して大型建設案件の共同受注を目指すと表明していた。サムスン物産はマレーシアでペトロナス・ツインタワー（88階建て）などの建設を手掛けた実績がある。


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