【亜州ビジネス編集部】電子製品の受託製造サービス（EMS）を手掛けるEGインダストリーズは、ペナン州に新工場を建設する。投資額は1億8000万リンギ（約54億円）。完成後は高スキル人材を1000人以上雇用する。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
　バトゥカワンにある2万4300平方メートルの敷地に工場とオフィス、倉庫を建設する。総床面積は2万2500平方メートルで、生産ラインは完全自動化。2024年の開所を目指す。完成後はケダ州スンガイ・プタニの既存拠点と合わせ、国内工場の総床面積が45％拡大して8万平方メートルとなる。
　EGインダストリーズは1965年設立で、家電や電子機器、医療機器、自動車、通信機器など向けの部品を受託製造している。マレーシアとタイに工場を持ち、2000人以上を雇用。海外の大手メーカーから受注を増やしており、最近では通信機器メーカーの米ケンブリッジ・インダストリーズから第5世代（5G）通信向けの光送受信機の製造を受注している。


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