ニュース 2022/07/27 20:59
マレーシア:起亜・ベルマツ合弁、現地生産第1弾のMPV投入へ
自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシアとフィリピンでマツダ車を販売するベルマツオート(BAUTO)と韓国の起亜の合弁会社は、現地組立生産モデルの第1弾として多目的車(MPV)「カーニバル」を間もなく投入する。ニュー・ストレーツ・タイムズが26日付で伝えた。
両社は昨年4月に提携を発表。生産合弁の起亜マレーシアには起亜が66.6%、ベルマツが33.3%を出資しており、完全組み立て部品(CKD)を輸入して、ケダ州クリムにある工場で組み立てる。工場は、地場サイムダービー・モーターズ(SDM)が51%、ベルマツオートが29%、起亜の親会社である現代自動車の関連企業が残りを出資するイノコムが運営している。
現地生産するカーニバルは排気量2.2リッターのターボディーゼルエンジンを搭載。出力は199馬力で、8速オートマチックを採用している。購入者は、7座席または8座席のタイプを選択できる。起亜マレーシアはまずカーニバルを国内市場に投入し、近隣国への輸出も行う考え。
起亜はもともとマレーシアで、地場自動車大手ナザ・グループを代理店としていたが、販売が低迷する中でナザが2020年に権利を手放したため、ベルマツオートと提携。合弁会社を東南アジアなどへの輸出向け生産拠点とする考えを示していた。生産販売するモデルには、カーニバルのほか、スポーツタイプ多目的車(SUV)「セルトス」を挙げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
両社は昨年4月に提携を発表。生産合弁の起亜マレーシアには起亜が66.6%、ベルマツが33.3%を出資しており、完全組み立て部品(CKD)を輸入して、ケダ州クリムにある工場で組み立てる。工場は、地場サイムダービー・モーターズ(SDM)が51%、ベルマツオートが29%、起亜の親会社である現代自動車の関連企業が残りを出資するイノコムが運営している。
現地生産するカーニバルは排気量2.2リッターのターボディーゼルエンジンを搭載。出力は199馬力で、8速オートマチックを採用している。購入者は、7座席または8座席のタイプを選択できる。起亜マレーシアはまずカーニバルを国内市場に投入し、近隣国への輸出も行う考え。
起亜はもともとマレーシアで、地場自動車大手ナザ・グループを代理店としていたが、販売が低迷する中でナザが2020年に権利を手放したため、ベルマツオートと提携。合弁会社を東南アジアなどへの輸出向け生産拠点とする考えを示していた。生産販売するモデルには、カーニバルのほか、スポーツタイプ多目的車(SUV)「セルトス」を挙げている。
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