ニュース 2021/03/14 20:59
マレーシア:1月の鉱工業生産1%増、2カ月連続プラス
経済・統計 工業生産 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が12日発表した2021年1月の鉱工業生産指数(IPI)は、前年同月比で1.2%上昇した。上昇は2カ月連続。ただ、新型コロナウイルスの再拡大で企業活動の制限が厳格化される中、前月から伸びが鈍化した。
製造業(3.5%上昇)は8カ月連続の上昇を維持したものの、前月(4.1%上昇)から減速。電力業(4.6%低下)は下落幅が7カ月ぶりの大きさだった。一方、鉱業(4.5%低下)は前月から改善している。
製造業では7分野のうち4分野でプラス。輸出が好調な電気・電子製品(7.9%上昇)は前月を上回る伸びとなり、食品(0.04%上昇)は小幅ながら4カ月ぶりの上昇に転じた。一方、1月の新車販売が振るわず、自動車を含む輸送機器・その他(0.2%低下)は8カ月ぶりのマイナスとなった。
■製造業売上高4.1%増
統計局が同日発表した21年1月の製造業売上高は、前年同月比4.1%増の1229億リンギ(約3兆2530億円)だった。増加は8カ月連続で、7分野のうち4分野がプラス。電気・電子製品(6.4%増)は伸びが加速した。
製造業の従業員数は2.4%減の222万5697人。支払われた労賃は1.4%減の75億5580万リンギ(1人当たり3396リンギ)だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
製造業(3.5%上昇)は8カ月連続の上昇を維持したものの、前月(4.1%上昇)から減速。電力業(4.6%低下)は下落幅が7カ月ぶりの大きさだった。一方、鉱業(4.5%低下)は前月から改善している。
製造業では7分野のうち4分野でプラス。輸出が好調な電気・電子製品(7.9%上昇)は前月を上回る伸びとなり、食品(0.04%上昇)は小幅ながら4カ月ぶりの上昇に転じた。一方、1月の新車販売が振るわず、自動車を含む輸送機器・その他(0.2%低下)は8カ月ぶりのマイナスとなった。
■製造業売上高4.1%増
統計局が同日発表した21年1月の製造業売上高は、前年同月比4.1%増の1229億リンギ(約3兆2530億円)だった。増加は8カ月連続で、7分野のうち4分野がプラス。電気・電子製品(6.4%増)は伸びが加速した。
製造業の従業員数は2.4%減の222万5697人。支払われた労賃は1.4%減の75億5580万リンギ(1人当たり3396リンギ)だった。
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