【亜州ビジネス編集部】マレーシア生命保険協会（LIAM）によると、2022年の生命保険業界の収入保険料は441億リンギ（約1兆3300億円）で、前年から3.5％増加した。同年末の契約数は1338万件で0.1％増加。生保会社が将来支払う保険金の合計残高は1兆9000億リンギとなり、5.3％増えた。
　22年の新規契約数は180万件で、前年から2.1％減少。新規契約の収入保険料は120億リンギで、6.4％減った。一方、新規契約の保険金は8％増の4977億リンギだった。
　22年の保険金支払額は12.7％増の134億リンギ。うち医療保険は33.7％増、障害保険は20.6％増と大きく拡大した。
　同協会のロウ・グアット・ラン会長は、国内生保業界は成長を維持していると指摘。ただポストコロナで顧客の需要が変わりつつあり、各社がこれに適用しようと努めている段階している。


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