【亜州ビジネス編集部】不動産開発のLBSビナ・グループは、傘下のリープテック・エンジニアリングがマラッカ州タンジュンブルアスで造船所を共同開発する方向で、トルコのデサンズ・デニスと覚書を交わしたと発表した。投資額は20億リンギ（約608億円）。

　まずは1年かけて事業化調査を進める。マレーシアの中央・州政府のインセンティブや、資金調達も含めて調べを進め、事業実行の可否を判断する。

　リープテックは2001年、マラッカ沿岸経済区の一部として約486万平方メートルの開発権を得ており、ここに造船所を建設する意向。実現する場合、3期に分けて建設を進める。

　デサンは1970年設立で、造船所の建設から造船、船舶修理に至るまで幅広い経験がある。


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