【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は22日、2022年3月の消費者物価指数（CPI、2010年＝100）が125.6となり、前年同月から2.2％上昇したと発表した。上昇は14カ月連続。上昇率は前月から横ばいで、21年12月から続いていた減速が止まった。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数は2.0％上昇し、前月から0.2ポイント加速した。
　12品目のうち10品目で上昇率がプラスだった。最も伸びが高かったのは食品・非アルコール飲料で4.0％。これに家具・家庭用品が3.0％、レストラン・ホテルが2.9％、運輸が2.6％で続いた。通信は横ばい。唯一下がったのは衣料・履物でマイナス0.3％だった。
　CPI上昇率は前月比でプラス0.3％。8品目がプラスで、その他用品・サービスが0.6％で最も伸び、これにレストラン・ホテルと家具・家庭用品が0.4％で続いた。通信は横ばい。一方、娯楽文化と健康はマイナス0.2％、衣料・履物はマイナス0.1％だった。


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