【亜州ビジネス編集部】住宅建設のラジェンダ・プロパティーズは25日、太陽光発電事業のソーラーベスト・ホールディングスと提携すると発表した。ラジェンダがペラ州で開発する戸建て住宅1000戸にソーラーベストが屋根上設置型の太陽光パネルを設置。住宅の太陽光パネル事業としては国内最大になるとしている。

　ラジェンダの低中所得者向け開発事業3件の計1000戸に太陽光パネルを設置。発電量は年2.8ギガワット時（GWh）で、二酸化炭素（CO2）排出の削減効果は年1950トンという。太陽光パネルは発電だけでなく、室内の温度を下げる効果があることから、入居者には大きなコストメリットがあるとしている。

　ラジェンダは、今後も太陽光パネルを備えた住宅開発を年1件は手掛ける方針。ソーラーベストは、今回の事業が住宅向けでは同社最大規模で、住宅分野に弾みが付くとしている。


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