ニュース 2021/10/10 20:58
マレーシア:21年の小売売上高0.8%増予想、RGMが下方修正
経済・統計 小売売上高 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】小売市場調査会社のリテール・グループ・マレーシア(RGM)はこのほど、2021年の小売売上高の予想を6月発表の前年比4.0%増から0.8%増に引き下げた。第2四半期の伸び率が予想より低く、第3四半期も大きく落ち込んだとみられることから、下方修正した。ザ・エッジ・マーケッツなどが7日付で伝えた。
第2四半期は前年同期比で3.4%増加。比較対象となる20年第2四半期は新型コロナウイルス流行の影響で30.9%減と大きく落ち込んでおり、反動増となった。ただRGMが6月に予想していた5.6%増を下回った格好。実店舗の閉店が続く中、回復は予想ほどでなかったとした。
第3四半期は15.1%減だったと推定している。6月から8月半ばまで全国的なロックダウン(都市封鎖)が敷かれたためで、百貨店・スーパーマーケットは第3四半期の売上高が前年同期から25.5%落ち込んだとみている。
小売売上高はこのところ新型コロナの動向に大きく左右されている。20年は前年比16.3%減で、1998年のアジア通貨危機以降の22年間で最悪の冷え込みとなった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第2四半期は前年同期比で3.4%増加。比較対象となる20年第2四半期は新型コロナウイルス流行の影響で30.9%減と大きく落ち込んでおり、反動増となった。ただRGMが6月に予想していた5.6%増を下回った格好。実店舗の閉店が続く中、回復は予想ほどでなかったとした。
第3四半期は15.1%減だったと推定している。6月から8月半ばまで全国的なロックダウン(都市封鎖)が敷かれたためで、百貨店・スーパーマーケットは第3四半期の売上高が前年同期から25.5%落ち込んだとみている。
小売売上高はこのところ新型コロナの動向に大きく左右されている。20年は前年比16.3%減で、1998年のアジア通貨危機以降の22年間で最悪の冷え込みとなった。
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