【亜州ビジネス編集部】米フィンテック企業アイデアノミクスの子会社で電動バイクを生産するツリーテクノロジーズ（ツリーレトリック）は15日、インドネシアに電動バイク20万台を輸出すると発表した。輸出総額は2億7400万米ドル。まず年内に1万台の販売を目指す。

　現地企業のパシフィク・サキティ・エンジニリングとナダツル・ウラマ・ボードの2社と提携して販売し、23年までに全20万台の完売を目指す。ツリーレトリックとパシフィクは合弁による現地での組み立て生産も検討する。

　ツリーレトリックは20年に輸出を開始し、同年はタイとインドネシアに計50台を出荷した。21年の輸出台数は1万5000台を見込む。フィリピンとカンボジアへの進出も視野に入れている。


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