大手財閥アヤラ・グループコーポレーションは14日、ミャンマーの大手財閥ヨマ・グループと資本業務提携すると発表した。中核企業アヤラ・コーポレーションが、2億3750万米ドルを投じてヨマの持ち株会社2社の株式を20％ずつ取得する。不動産や金融など幅広い分野で連携し、ミャンマーの経済成長を取り込む。

　アヤラが出資する2社は、シンガポール取引所（SGX）に上場するヨマ・ストラテジック・ホールディングスと、ヤンゴン証券取引所に上場するファースト・ミャンマー・インベストメント。どちらもアヤラが2位株主となる。

　アヤラは不動産や銀行、通信、水道、発電などの事業を手掛け、インドネシアやベトナム、中国などにも進出している。ヨマは不動産、金融、自動車、観光などの事業を展開。両グループは先月、ミャンマーでの再生可能エネルギー発電事業を合弁展開することでも合意していた。


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