ニュース 2020/11/02 20:59
シンガポール:製造業景況感、2期連続で改善
経済・統計 その他製造 商業・サービス シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が10月30日発表した2020年10月〜21年3月期の製造業景況感指数は、マイナス3%だった。6業種のうち一般製造(プラス12%)など4業種でプラスとなり、前期(20年7〜12月)のマイナス7%からマイナス幅が縮小。指数改善は2期連続となる。
指数は業況が「改善する」と回答した企業の割合から「悪化する」と回答した割合を引いたもの。調査は20年9〜10月に製造業410社を対象として実施。回答率は92%だった。
全体では「変化なし」の回答が61%と大半を占め、「改善する」は18%、「悪化する」は21%だった。
一般製造の他は、バイオ医療(プラス9%)と精密エンジニアリング(プラス6%)、輸送エンジニアリング(プラス4%)がプラスだった。一方、電子(マイナス16%)と化学(マイナス3%)はマイナス。電子では半導体や機器・消費者電子機器などで悪化するとの見方が強かった。
■サービス業はマイナス5%
シンガポール統計局が同日発表した20年10月〜21年3月期のサービス業景況感指数はマイナス5%だった。4期連続のマイナスだが、2期連続でマイナス幅が縮小している。
業種別では10業種のうち5業種でマイナス。宿泊(マイナス51%)と不動産(マイナス45%)で落ち込みが大きかった。一方、食品・飲料サービス(プラス10%)などがプラスだった。
指数は製造業と同様に業況が「改善する」と回答した割合から「悪化する」と回答した割合を引いたもの。調査は9〜10月にサービス業1500社を対象として行われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
指数は業況が「改善する」と回答した企業の割合から「悪化する」と回答した割合を引いたもの。調査は20年9〜10月に製造業410社を対象として実施。回答率は92%だった。
全体では「変化なし」の回答が61%と大半を占め、「改善する」は18%、「悪化する」は21%だった。
一般製造の他は、バイオ医療(プラス9%)と精密エンジニアリング(プラス6%)、輸送エンジニアリング(プラス4%)がプラスだった。一方、電子(マイナス16%)と化学(マイナス3%)はマイナス。電子では半導体や機器・消費者電子機器などで悪化するとの見方が強かった。
■サービス業はマイナス5%
シンガポール統計局が同日発表した20年10月〜21年3月期のサービス業景況感指数はマイナス5%だった。4期連続のマイナスだが、2期連続でマイナス幅が縮小している。
業種別では10業種のうち5業種でマイナス。宿泊(マイナス51%)と不動産(マイナス45%)で落ち込みが大きかった。一方、食品・飲料サービス(プラス10%)などがプラスだった。
指数は製造業と同様に業況が「改善する」と回答した割合から「悪化する」と回答した割合を引いたもの。調査は9〜10月にサービス業1500社を対象として行われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。